[今日の一冊]

へうげものへうげもの(1) (モーニング KC)
織部焼きをご存知の方は多いと思う。
松阪のアピタにも店あるし、お手頃やしなじみ深い焼き物なんですが、その織部焼きの開祖?戦国武将古田織部(左介)が主人公のマンガ。
へうげもの=ひょうげた人物≒奇をてらう、数寄者みたいな意味らしい。
主人公の左介は金もないのにコレクター(ここら辺がこうね、同類のにおいが・・・)
時は戦国、織田信長が天下に向かって爆走している。その信長の伝令番の左介がまあいろんな名物(焼き物やら釜やら)に出会ってコレクターとして生きるか、武将として生きるかで悩む・・・出世欲と物欲の中で揺れ動く男のマンガかと思ってたら、めっちゃ歴史物!!こんな解釈の本能寺ありかよ!!な展開です。今週は凄かった!!
本能寺は利休と秀吉の謀略で光秀は己の意思で動いたというよりこの二人に動くように持ってかれた・・・そしてけっこうどんな作家でも鬼っぽい描写が多い信長が死の際で愛について語り、血は我が子へ、野心は己を滅した秀吉へ・・・と自分は解釈したのですが。そして左介は主君の死の真相にどこまで近づくのか・・・多分あの茶碗で気付くんだろうなあとおもうけど、マジで今週は凄かった・・・ちょっとまだドキドキしてます。
今、一番続きが楽しみな作品だ!!