[今日の一冊]

宇仁田ゆみ「酒ラボ」酒ラボ (KCデラックス)
伊勢出身で現在も在住らしい宇仁田さんの新刊。舞台は農業大学の発酵やら醸造やらの研究室の面々の日々・・・あれ?もやしもんの宇仁田版??なんかおもろそう〜(読みやすそう)と思って手に取ったら当たり!!
酒好き(やめるはずじゃないのか・・・)にはなかなかいけます。日本酒に柚と炭酸やってみたい。
主人公のアワモリくんがなんか自分とかぶった。彼は最後でやりたい事がわかったけど自分はまだだなあ・・・
マンガで伊勢弁見るのはうれしいなあ。自分らの言葉は関西弁に分類されがちやし、聞いてるだけじゃ区別できんけど、文字になると違いがやっぱわかる。宇仁田さんのは伊勢弁でまくりで読んでて安らぎますね。
彼女の作品、あまり読んでいないけど自分が手に取ったものは一貫して何かを探して見つけたみたいなのが多いですね。これからそろえていきたい作家さん。あとこの作家の言葉使い好きです.
このマンガの中では「手作り系の差し入れはよっぽど本人がかわいいか腕がいいかじゃないとなりたたないモンだからさ〜」と「僕が100思う内の50くらいしか彼女に伝わっていない気がする」と言う言葉が重くのしかかりました。ははん。